センチュリーHIDの交換
2009年03月13日
つぶやきです。
お客様のセンチュリーに付いていた後付けHIDヘッドライトの
調子が悪く(ジジジ-って感じで点滅)、交換することとなり
ちょっと気になったものでUPします。
ボンネットをあけ、ヘッドライトのバルブ(バーナー)や配線、
バラストを外していると、
↑バラストや配線 ↑ ↑取り外したKIT
すると早速、犯人らしき物を発見!
↑ こいつです。
ヘッドライトの裏側に、バルブが入る穴を
ラバーでできたカバーでふたをするのですが、
そのふたを押さえつけて、水の侵入を防ぐものです。
そのふたが折れて、役割を果たせず
今に至ったのではないかと推測ではありますが、
犯人の一味にちがいね?。
電気に水は天敵です。
その犯人の一味を新品に取替える段取りをして
作業を進めます。
↑ 新品のHIDキット ↑
取り外したHIDキットと、新しいHIDキットを比べると
もうひとつの犯人が現れました。
↑ バーナー (点灯部が白くなっている)
バーナーの点灯部が白くなって、くすぶったような跡があります。
新品のキットのバーナーは透明でぜんぜん違います。
取替えているとメーカーが違うこともありますが、
新品キットの方は、リレーが付いており
バーナーやバラストにかかる電圧を制御するリレーで
かなり改善されていると感心しました。
さらに作業を進め、左右に2つあるバラストの位置を決め
左はヒューズカバーの中、右は隠しようが無く、
防水仕様ではありますが、
できれば水がかからないところがいいのですが
ビスで固定する空間すら無い状態で、
仕方なくエアークリーナーケースに
超強力両面テープで固定。
このテープがまた凄い!
↑ 無茶苦茶強力です。
しかも大変高価で非売品です。 (これ1つで4000円位)
エンジンルームは、冬場ではそうでもありませんが
夏場は大変高温になり、普通の両面テープでは剥がれ落ちます。
これなら安心。
配線を束ねて、外した部品を組み付け
点灯の確認をし、完了です。
結局犯人は、ヘッドライト内への湿気の侵入と
リレーが無く、不安定な電圧の為、くすぶったバーナーが
犯人と断定しました。
HIDヘッドライトをお使いの方は もうわかっていらっしゃると
思いますが、普通のハロゲンライトと比べると
明るさは2?3倍明るく、しかも玉切れがほとんど無いし
しかも太陽光に近いから識別もしやすい。
価格も安いやつで30000?90000円位まであり
あまり安いものはお勧めしておりません。(30000円以下)
中間くらいがいいかなと。
ほとんどの車種に装着可能で、工賃は車にもよりますが、
5000円?15000円くらいです。
雨の夜もこれで安心です。
ハロゲンライトの皆さん、おひとついかが!
商売に励むつぶやきでした。