店長ブログ

脳動脈瘤破裂:くも膜下出血

先日の朝、目覚まし時計が鳴りトイレに向かった。

1週間余り風邪をひき体調を崩してはいたのだが、気管支炎を併発していたため咳込んだ。

ベッドには戻ったもののなんだか調子が悪い。

それに気づいた家内が「何か様子がおかしいよ!大丈夫?」などと言っている。

あれ?何か体が思うように反応しないぞ?こりゃー脳内出血でもおこしたかな?

などと気軽に考えていた。......案外冷静であった。

家内が「救急車を呼ぶからね!」などと叫んでいた。

このまま眠る(昏睡状態に陥る)事は簡単ではあるが、気力で意識を保つ。

子供達も全員ボクの周りに集まり、「お父さん大丈夫?」などと心配顔だ。

徐々に体の感覚が戻って来たので、今自分がどういう状況か具体的に考えてみた。

手は動くか?足はどうか?喋れるか?等、今のところ不具合は無い。

しいて言えば、目の奥が痛い。(バットで殴られる程では無い)

寝室が3階の為、ストレッチャーで1階まで下ろしてもらうのは困難である。

どうにか自分で歩いて下りよう。

そのうち救急車のサイレンが聞こえ始めたので、気力を振り絞って立ち上がり、

自身の足で救急車に乗り込んだのであった。

                  つづく

 

                    by   不死身の店長でした。

 

                     くも膜下出血 

最初の出血で1/3が死亡する。さらに血管攣縮や再出血の影響が加わり、4週間以内では約半数が、10年以内では60?80%が死亡すると言われている。また救命できても後遺症が残る例が多く、完全に治癒する確率はクモ膜下出血を起こした人の中で2割と低い。

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Eクラス ベンツ お客様仕様板金塗装の巻!完結編

つぶやきです。

さて、いよいよベンツの塗装に入ります。

しかし、このシルバー非常に調色が難しい。

職人域ではありますが、

シルバーでも正面から見た時白っぽく

黄色が少し効いていて

すかしてみても白っぽく 青が効いている。

正面もすかしも白っぽいというのが

職人泣かせなのだ。

しかし、そこをばっちりブロックで塗装できる程

色を合わせれるのが つぶやき 職人である。

ブロックで塗装してもよかったが、あえて完璧の塗装をする為

リヤドアも吹くのだ。  それがこれだ。  ↓

dsc07521.jpg

最終の透明なクリヤーを吹いてるところ ↑

車のマスキング部分を見たら理解できると思うが

車体の後ろ部分、つまり修理箇所周辺にはシルバーを

吹き付けているが

リヤドアの前側には透明のクリヤーしか吹いていない。

それが、ぼかし塗装である。

 

dsc07524.jpg

dsc07522.jpg

dsc07525.jpg

リヤドアのアウターハンドル辺りでぼかしている。 

完璧にぼけて、しかも磨きがいらないこの艶。

ついでにバンパーも  ↓

dsc07493.jpg  dsc07495.jpg dsc07496.jpg

バンパーは樹脂なので車体とは別々で。

塗装し終わると、あとは強制乾燥し組み付け。

dsc07529.jpg dsc07530.jpg

 

これでお客様は満足だろうと。

 

そして ついでに満足させるためもう1つ。

ワケありの修理に入ります。

右前からの異音、走行中や道路の段差などで

ギコギコ、コトコトと耳に障るこの音の原因は

欧州車であれば、ほとんどが足廻り部分に使用している

ゴム製のブッシュ(オイル封入式を含む)の亀裂や、

ボールジョイントからガタが出て発生する。

日本車ではほとんど見られない現象。

そのボールジョイント  ↓

dsc07532.jpg

その隣にあるのがコントロールアーム。

dsc07546.jpg

特殊工具で交換。 ↓

dsc07515.jpg dsc07517.jpg

dsc07553.jpg

       ↓

dsc07555.jpg 外したら次は新品を → dsc07559.jpg

この工具1つで取り外し、圧入 両方できる。

ボールジョイント以外にもう2つ

ロアーアーム、コントロールアームの交換。

ロアーアームにはブッシュが2つ、ボールジョイントが1つ

付いていて、そこだけ換えるより 

丸ごと換えた方が安く上がるので交換した。

 

後は、組み付けて、アライメントの調整。

日本車と違い、調整角が違うので気をつけて。

 

試乗してみるとサッパリした様に静かになりました。

 

出来上がりの ベンツ Eクラス

最高に輝いています。

あとは広島まで納車したら終わり。

 

 

 

お客様にはいろんな事情があり

修理の仕方も異なります。

あらかじめ、事情があれば

対処致します。

気軽に御相談くださいませ。

 

つぶやきでした。

またぶつぶついいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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Eクラス ベンツ お客様仕様板金塗装の巻!

つぶやきです。

訳アリ Eクラスベンツの板金修理が入庫しました。

dsc07460.jpg

dsc07461.jpg  dsc07462.jpg ← 亀裂が入り穴が開いている

通常であれば(右)リヤフェンダー、リヤバンパー、テールランプの

交換が必要な修理ではありますが

あえて交換せず、板金で修理をし

交換修理と板金修理の差額で

他の所を修理をしてほしいと依頼されました。

その他の修理とは何処かと聞いてみると

足回りのがた、ワイパーブレード、内装部品の交換

ということでした。

足回りのがたが金額的に気になり

早速リフトアップして、見てみると、右前の足廻りに

がたを発見。

タイヤを揺らしてみると どうもナックルアームの

ボールジョイントが原因のようだ。

交換部品と工賃を計算し、金額的にも合うようなので

快く引き受けました。

 

さて、リヤフェンダーとリヤバンパーの損傷箇所を

どの程度かというと こういう感じ ↓

dsc07468.jpg

dsc07472.jpg

結構いっちゃってます。

これを今から修理します。

まずは部品脱着し、

dsc07471.jpg

リヤフェンダーの内張り等を外し

dsc07465.jpg 

内側からたたき出し、

dsc07466.jpg

溶接、スタッド溶接機などで板金 ↓

dsc07474.jpg

パテで下地造り ↓

dsc07479.jpgdsc07475.jpg dsc07476.jpg

ここで登場するのがこのサンダー ↓

dsc07477.jpg

最近購入したもので、作業が早く面取りしやすいのがいい。

 

そして、サフェーサーを吹きつける前にリヤバンパーを修理して

隙間や出入りを見ないといけない。

バンパーを亀裂部分にはグラスプで接着

ドライヤーで温めて整形し、バンパー用パテで下地を整形。

dsc07484.jpg

そして仮あわせ ↓

dsc07482.jpg dsc07481.jpg これでOK!

サフェーサーを吹きつけ強制乾燥。

dsc07490.jpg

これで下地はOK!

しかし、塗装にあたってリヤドアまでの

ぼかし塗装の範囲が 狭くブロック吹きに近い為

dsc07491.jpg

リヤドアもぼかし塗装することになりました。

この作業で塗装は完璧!

 

塗装はぼかし塗装が基本であります。

ただ、塗装の範囲が広がり

コストもかかる為、みんな嫌うのです。

 

 

 長くなりそうなので

続きは近い内、UPします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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