韓国旅行 ? つぶやき偏
2010年05月29日
つぶやきです。
久方ぶりです。
4年ぶりに韓国は釜山に行ってまいりました。
2泊3日の釜山の旅は4度目になりますが、観光で釜山郊外に出たことは
大邱(テグ)以外ないので、今回は
慶州北道のカングーという港町に 蟹を食べに行ってまいりました。
目の前には、日本海が広がり
韓国では一番 蟹の漁獲量が多い街で有名です。
↑ 画像左側のビルに蟹の爪、右側に蟹本体の看板があるのがわかりますか?
道中、蟹道楽顔負けのでっかい蟹の模型が
目に入ってきました。
意気揚々にさせるユニークさで、鼓動が高鳴ります。
↑ 上の画像の右側全部、蟹料理屋です。
港で水揚げされた蟹を そのまま生簀に入れ
販売、料理してくれる店が道一面にあり
道を挟んで反対側には市場があります。
↑ 市場 ↑ 水揚げ真っ最中の船
ふと目を海側に向けると、水揚げ真っ最中の船を見つけました。
残念ながら、蟹ではなく魚でした。
底引き網漁みたいで、かなり年季の入った船です。
↑ 水揚げされた魚。
捕れたての魚を、自転車をこいで 買いに来る おじいさんを発見。
早速 先輩が 「 この箱一杯でいくらですか? 」 ・・・・・ 韓国語で ・・
6000円だそうで、 厚さ10cmはあろうかこの箱一杯で
たった6000円。 ・・・・・・・・ やすっ ! ・・・
魚も安いけど 、本命 蟹はというと。
紅ズワイガニ 7匹で50000ウオン(当時のレートで4000円位。)
(; ̄Д ̄)なんですと? Σ(`゜Д゜´//)ななななな、な二ッ!?
やっやっすー!
しかし、食べる蟹は 紅ズワイガニではなく
もうちょっと高い、ズワイガニであります。
生簀に手を突っ込んで選んでいると
先輩が指を挟まれ、そのままぶら下がるほど
生きのよい蟹ばかりで
迷っていると 、そこのおじさんが
「 ここではわしが1番うまい蟹を見分けられる」 と
豪語している。 「 じゃあ、教えて 」 ・・・ というと
そのおじさんは、こそこそとおばさんに小さい声で
どの蟹が1番うまいか聞いていた。 o(*^▽^*)o ゲラゲラゲラ
言葉が分かる先輩は、「 知らんじゃあないか?! 」
・・・・・ とかいう場面もあり、笑いが途切れなかった。
むふふふふふ ・・・・
それを今からいただくのだ !!!
しかし、
今から食べようかとしているというのに
ここを紹介した友人は、予約というものをしていなかったらしくて
店の人は蜂の巣をつついたように、ばたばたとし始め
慌しく用意を始めました。
そして、鼻が曲がるほどのにおいを放つトイレを横目に
食事をする部屋へ通されました。
この店は 一般家庭のリビングを
食事する場として使っているということに
気付くまで 時間はかかりませんでした。
一般庶民の世界を堪能でき
自分がここに住んでいるような感覚に とらわれるのでした。
食事する部屋は ↓
孫の写真を飾り
ちっちゃいタンスがあり
多分、老夫婦の家なのでしょう。
そして、下に登場するのが、ここの親分(アジメ)です。
アジメとは韓国語でおばちゃん。
いままで、ここを支えてきたであろう オーラが漂い
曲がった腰をフル回転させ、要領よく用意をしてくれます。
そして、
水揚げしたばかりの魚の刺身 や、ムルキムチなどを
つまみにビールを飲みながら待っていると
ついに出てきました。 蟹です。
しかし、
肝心要の蟹の写真
撮るの忘れました。
ごめんなさい。 _| ̄|●ゴメソスマソ
しかし皆、凄くおいしくて、無口でばくばく食べていました。
先輩が、カニ料理を食べるのがとても上手なガイドさんに
蟹味噌を取ってもらっていたら、
先ほどの親分アジメが それを見て
そのガイドに ・・・アジメ 「 味噌食べたら駄目じゃないか?!」
「 しかも、そんなに綺麗に! 」
と、訳分からずしかられ ・・・・・ 先輩 「 なんで??!」 ・・・
アジメ 「 その味噌で、後からやきめしにするの?!」 ・・・ と
先輩 「 味噌食べたい? 」 ・・・・・ アジメ 「 ばしっ!」
と先輩の背中を笑いながら、蟹だらけの手でたたき、
先輩 「 わし、味噌食べて怒られたの初めてじゃ?!」 ・・・ と
みんなで大爆笑でした。
先輩 「わしの背中、蟹ついてないか??」 ・・・ と笑いながら ・・・
そのお騒がせ 味噌焼き飯がこれです。 ↓
先ほど食べた蟹の甲羅の中に味噌の香と甘さが
絶妙で、ほんとにおいしかった。
さすが、ガイドを叱るだけある。
僕は3杯食べました。
脇役のキムチも 土の中で1年半も漬けたやつで
しかも 酸っぱくない。 本当においしかった。
最後に蟹くさい手を 歯磨き粉をつけて洗って。
こうして、蟹の旅は終わったのですが。
田舎に行って、 こういう経験もいいもんです。
庶民の味とは 溶け込む事と 痛感しました。
また行ってきます。
つぶやきでした。
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